CLでは優勝候補も、バイエルンがなぜかブンデスで勝ち切れぬ「これほどエネルギーに欠け……」

先日にはレヴァークーゼンに敗れたバイエルン photo/Getty Images

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国内では引き分けが7試合もある

チャンピオンズリーグではベスト16でパリ・サンジェルマンを圧倒し、優勝候補の1つに数えられるバイエルン。

ところが、国内リーグでは19日に行われたブンデスリーガ第25節でレヴァークーゼンに1-2で敗北。現在は首位をドルトムントに譲っている状況で、10年にわたって完全支配してきたブンデスリーガの戦いに異変が起きている。

今回のレヴァークーゼン戦に限らず、バイエルンは年明けからライプツィヒ、ケルン、フランクフルトと3試合連続で1-1のドローに終わったり、2月18日のボルシアMG戦は2-3で落としたりと、国内リーグでは取りこぼしが目立つ。
25試合を消化した段階で15勝7分3敗の成績となっており、やや引き分けが多いか。勝ち切れないゲームがあり、これにはバイエルンも納得していないはず。

レヴァークーゼン相手の敗北にはディレクターを務めるハサン・サリハミジッチも苦言を呈しており、エネルギーが不足していると指摘している。

「バイエルンらしからぬものだったね。すべてが不足していたよ。レヴァークーゼンがすべての面で上だった。これほどエネルギーに欠け、メンタリティも不足し、デュエルも挑まず、自己主張の少ないゲームはほとんど見たことがない。このチームは最初からメンタリティを高く保って100%の状態で臨むときは良いが、クオリティだけですべてをカバーしようとする際には悪くなることがある」(『Daily Mail』より)。

代表マッチウィークを挟み、4月1日には首位ドルトムントとの直接対決だ。このゲームは絶対に落とせないもので、当然ながら100%のエネルギーで挑まなければならない。ここで負ければドルトムントとの勝ち点差は4ポイントへ広がることになるが、絶対王者バイエルンはプライドを見せられるか。

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