アーセナル離れて仏で得点王候補へ 代表に呼ばれてもおかしくない“17ゴール”を決める点取り屋

リヨンで活躍するラカゼット photo/Getty Images

リーグ・アンでゴール量産中

先日発表されたフランス代表メンバーでは、FW枠でアントワーヌ・グリーズマン、オリヴィエ・ジルー、キングスレイ・コマン、ムサ・ディアビ、マルクス・テュラム、ランダル・コロ・ムアニ、そしてキリアン・ムバッペが選ばれており、相変わらず顔ぶれは豪華だ。

このうちセンターフォワード候補となるのはジルー、コロ・ムアニ、テュラムといったところだが、本来ここに選ばれてもおかしくない実力者が2人いる。

国内のリーグ・アンでムバッペとリールFWジョナサン・デイビッドの19ゴールに次いで得点ランク3位タイとなる17ゴールを挙げているモナコFWウィサム・ベン・イェデル、リヨンFWアレクサンドル・ラカゼットだ。

互いにクラブでキャプテンマークを巻く2人も、数字だけを見れば代表入りにふさわしい。ただ、この2人でも代表に入れないところにフランスの層の厚さが表れている。

仏『RMC Sport』によると、ラカゼットは「以前召集されてから時間が経っているから、デシャンから呼び出しがあれば嬉しいサプライズだね」と語っており、自身も今のところは代表召集を考えていないようだ。

ラカゼットは昨夏アーセナルを離れ、古巣リヨンへの復帰を決断した。ここまでリーグ戦で17ゴールを挙げるなど調子は上がっており、古巣復帰は正しい判断だったと言えるか。

ベン・イェデルは32歳、ラカゼットは31歳とまだまだ中堅世代であり、数字的には得点王獲得の可能性もある。国内から代表監督ディディエ・デシャンにアピールしていきたいところだが、2人はこのまま数字を伸ばしていけるか。

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