期待された“ユナイテッド生え抜きGK”ヘンダーソンはスパーズへと去るのか ケイン獲得の後押しにも

一時はデ・ヘアからポジションを奪っていたヘンダーソン photo/Getty Images

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デ・ヘアから正守護神の座を奪えない

来シーズンに向け、エース級のストライカーの獲得を望んでいるといわれるマンチェスター・ユナイテッド。トッテナムのハリー・ケインに触手を伸ばしていると伝えられているが、そのディールを成功させるための鍵はGKの移籍にあるかもしれない。

トッテナムはユナイテッド所属で、今季はノッティンガム・フォレストにローン移籍しているGKディーン・ヘンダーソンに興味を示しているようだ。英『Daily Mail』が伝えている。

トッテナムは長年ゴールマウスを守ってきた元フランス代表GKウーゴ・ロリスに代わる新たな守護神を探しており、ヘンダーソンはそのターゲットに含まれている模様だ。ヘンダーソンは14歳からユナイテッドのアカデミーに所属した選手で、20-21シーズンに負傷したダビド・デ・ヘアの代わりに13試合に出場。一時はデ・ヘアから正守護神の座を奪うのではとまで言われたものの、21-22シーズンには新型コロナ感染の影響などもあって出場機会を伸ばすことができず、今季はノッティンガム・フォレストへのシーズンローンとなっている。
トッテナムはケインの売却に1億ポンドを要求すると言われており、簡単な取引ではない。しかしスパーズがヘンダーソンへの興味を継続するならばケイン獲得の後押しとなるだろうと同紙は伝えている。ヘンダーソンももう26歳であり、イングランド代表定着のことを考えても、スパーズで正守護神の座を狙うのは悪い選択肢ではない。

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