“30歳で無所属”のイスコは自宅で充電中 欧州で再び輝く未来もまだ諦めていない

セビージャ退団後はフリーのイスコ photo/Getty Images

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落ち込むにはまだ早い

37歳のMFルカ・モドリッチや35歳のFWカリム・ベンゼマはレアル・マドリードで息の長い活躍を見せているが、レアルを去った30歳のMFイスコのキャリアは停滞してしまっている。

昨夏にレアルとの契約が満了し、セビージャへ活躍の場を移したイスコ。新天地では公式戦19試合に出場したが、フレン・ロペテギ監督の退任などもあり昨年12月に契約を解消。1月の移籍市場ではウニオン・ベルリン行きが噂に挙がったが、結局それも成立することなく今に至っている。

英『The Sun』によると、現在フリーの状況にある彼はパーソナルトレーナーの助けを借りながら自宅でトレーニングに励んでいるという。彼の下にはサウジアラビアやトルコのクラブからのオファーが届いていて、ラ・リーガのクラブからの関心もありそうだと同メディアは伝えている。
一方、スペイン『MUNDODEPORTIVO』はイスコに3つの選択肢があると報じている。ブラジルのフラメンゴと契約するか、アメリカのMLSに行くか、7月まで待ってヨーロッパで所属先を探すかというもので、イスコ自身のお気に入りはヨーロッパ残留と見られているようだ。

レアル時代にはチームのチャンピオンズリーグ制覇に何度も貢献するなど、世界屈指の攻撃的MFとして名を馳せたイスコ。プレイの幅の狭さゆえに徐々に居場所を失ってしまったが、テクニックの高さに関しては申し分ない。金銭面も含めた自らの希望条件を緩めれば、まだまだ輝ける場所はあるだろう。

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