ルカクの後任にオバメヤン? 今年のプレイタイムが”127分のみ”のベテランFWにインテル行きの可能性も

今季はまだ3ゴールのみのオバメヤン photo/Getty Images

チェルシーで上手くいっていない

今度はセリエAでプレイすることになるのか。さまざまな国、クラブを渡り歩いてきたチェルシーのFWピエール・エメリク・オバメヤンにインテル行きの可能性が出てきているようだ。

昨年夏にバルセロナからチェルシーへと移籍したオバメヤン。シーズン前半戦はチェルシーの指揮官がトーマス・トゥヘル監督からグレアム・ポッター監督へ代わってからもそれなりに出番を得ていたが、2023年に入ってからは冬の大型補強の余波を受け、公式戦出場数がわずか5試合に留まっている。うち先発出場は0であり、プレイタイムはわずか127分。決勝トーナメントに進んだチャンピオンズリーグでは、登録メンバーからも外されてしまった。

伊『Gazzetta dello Sport』は、オバメヤンとチェルシーがあと1年残っている契約を解除した場合、インテルが獲得に動くかもしれないと伝えている。

現在インテルはチェルシーからFWロメル・ルカクをレンタル中だが、ルカクが25日のスウェーデン戦で見せたような活躍(ハットトリックを達成)を今後も続けていくか、ルカクを中心に据える監督が新たに就任しない限り、彼がインテルに残ることはないだろうと同メディアは指摘している。そうなった場合インテルはルカクの良い後釜を探さなければならないが、チェルシーとの契約が早期に終了するのであればオバメヤンも候補の一人となるようだ。

ここのところチェルシーでほとんど戦力として扱われていないオバメヤンは、20日に行われたバルセロナ対レアル・マドリードの試合を現地観戦していたようで、元チームメイトのFWフェラン・トーレスとバルサのロッカールームで勝利を祝う写真が出回ったことも物議を醸した。2022年2月にアーセナルと契約を解除した過去も踏まえれば、チェルシーとの早期契約打ち切りも十分ありえる話だろう。

そして、オバメヤンには若かりし頃にミランに在籍していた過去もある。インテル移籍実現となればイタリアでの生活に慣れていることもプラスになりそうだが、はたしてどのような未来が待ち受けているのか(データは『FBREF』より)。

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