EURO2024と次のW杯がラストチャンス? エース・ケインでタイトル獲れなければイングランドは大失敗だ

イングランド代表最多得点記録を作ったケイン photo/Getty Images

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代表歴代No.1FWを抱えながら無冠は……

先日行われたEURO2024予選のイタリア戦でイングランド代表通算54ゴール目を記録し、イングランド代表の歴代最多得点者となったFWハリー・ケイン。

その得点ペースは代表でもクラブでも圧巻で、米『ESPN』も欠点がないコンプリート・ストライカーと絶賛する。

唯一足りないものを挙げるとするならば、やはりタイトルだ。クラブでも代表でもケインはタイトルと縁がなく、そこだけがもったいないポイントとなっている。
ケイン個人の問題だけでなく、イングランド代表としてもケインがいる間にタイトルを獲りたいだろう。同メディアはEURO2024、その先のワールドカップ2026年大会がケイン体制でのラストチャンスになるかもしれないと見ており、この両大会でタイトルを獲得できなければイングランドはさらにタイトルと縁がない時を過ごすことになりかねない。

2018年のワールドカップ・ロシア大会はケインが得点王を獲得したが、チームはベスト4でクロアチアに敗れた。EURO2020は決勝まで進んだものの、PK戦の末イタリアに敗れて準優勝。

昨年のカタール大会では準々決勝でフランスと激闘を繰り広げたが、ケインのPK失敗もあって敗れた。あと一歩といった戦いが続いており、優勝を狙うだけの力はあるはず。

翌年のEUROとその先のワールドカップを連覇する可能性もゼロではないが、イングランドはケインの力でタイトルを掴めるだろうか。

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