今や《世界最高の右ウイング》に EURO2020とは別人になったサカは右サイドを完全支配した

イングランド代表でも主力のサカ photo/Getty Images

プレイのバリエーションは明らかに増えている

アーセナルでも攻撃の中心となっているFWブカヨ・サカは、現世界最高の右ウイングと言っても大袈裟ではないかもしれない。

アーセナルでの活躍はもちろんだが、イングランド代表でも重要度は増している。EURO2024予選でも絶対的主力であり、26日に行われたウクライナ代表との一戦でも右サイドで先発。

37分に右サイドのクロスからFWハリー・ケインのゴールをアシストすると、40分にはお得意の右斜め45度の角度からミドルシュートを炸裂させた。あの角度からファーサイドを狙うのはサカ鉄板のパターンとなりつつあり、シュート精度も極めて高い。

右サイドでのプレイのバリエーションも増えており、1対1で止めるのが非常に困難な選手となってきた。

イングランド代表でも直近6試合で4ゴール2アシストの成績を残しており、右サイドはすっかりサカのものだ。

前回のEURO2020ではまだ絶対的な存在ではなかったが、この2年でサカは大きく成長した。EURO2024予選を戦うイングランドの攻撃の中心となっており、本大会でもケインとサカのホットラインが機能すれば頂点を狙えるだろう。

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