ロビー・キーン、ハート、ダフら20年前の“アイルランド黄金世代”を再び 仏に善戦した若手軍団への期待

EURO2024予選でフランス相手に善戦したアイルランド photo/Getty Images

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日韓大会にはスターが揃っていた

惜しくも0-1で敗れてしまったが、アイルランド代表は27日に行われたEURO2024予選第2節・フランス戦で見事なパフォーマンスを披露した。格上フランス相手に0-1は悪くない結果だ。

英『Daily Mail』は、再びアイルランド代表に黄金期が訪れるかと注目している。

以前の黄金期というのは、2002年のワールドカップ日韓大会でベスト16に入ったチームのことを指す。当時はFWロビー・キーン、ダミアン・ダフ、ナイアル・クイン、MFロイ・キーン、ケビン・キルバーン、DFイアン・ハート、GKシェイ・ギブンらがメンバーに入っており、いずれも同国を代表するスター選手だ。
この大会以降はワールドカップ欧州予選敗退が続いており、20年前のアイルランドは同国にとって特別なチームなのだ。

しかし、現在のアイルランドにはちょっとした期待感も広がっている。話題を集めているのは、ブライトンで活躍する18歳のFWエヴァン・ファーガソンだ。新たな前線の柱となり得るポテンシャルを秘めており、ファーガソンを軸にもう一度強いアイルランドを取り戻したい。

他にも若手では、トッテナムからプレストンにレンタル移籍しているFWトロイ・パロット(21)、フランス戦であわや同点弾という惜しいヘディングシュートを放ったウォルバーハンプトンDFネイサン・コリンズ(21)、ウディネーゼの右サイドバックに入るフェスティ・エボセレ(20)、リヴァプールで技を磨くGKクィービーン・ケレハー(24)らが挙げられる。

まずはEURO2024出場を決めたいところで、前回大会は予選敗退に終わっている。日韓大会のアイルランドには夢があったが、ファーガソンを軸にどこまで若手を育てていけるのか。新世代が伸びているのは確かで、目指すは来年のEURO2024とその先のワールドカップ2026年大会だ。

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