まさに“らしさ”が溢れた浦和の先制点 興梠慎三の復帰後初後ゴールが4連勝へ導いた

興梠が結果を残す photo/Getty Images

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3-0と完勝した浦和

浦和レッズはJ1第6節で柏レイソルと対戦。前半からリードを奪った浦和が試合を優位に進め、3-0で勝利して4連勝を達成した。この試合で今季初ゴールとなる先制点を奪ったFWが興梠慎三だ。

高い強度とコンパクトな守備を披露した柏に対し、ゴールのチャンスを作れなかった浦和。しかし前半終了間際の44分、マリウス・ホイブラーテンのロングフィードに反応した明本考浩から関根貴大がドリブルで仕掛けると、折り返しを受けたのは興梠だった。

興梠はボールを持つと、ワンフェイントを入れて柏の守備陣のタイミングをずらす。最後はGKの股を抜くシュートで確実に仕留め、復帰後初ゴールとなる先制点で浦和に勢いを与えた。ストライカーとしての持ち味をゴール前で発揮。自身のタイミングでゴールまで導く先制点は、まさに興梠らしさが見られたプレイだった。

今季北海道コンサドーレ札幌からチームに復帰。第3節のセレッソ大阪戦で今季初スタメンに選ばれると、チームはそこから4連勝を挙げている。ここまで得点がなかった興梠だが、今節ついにゴールネットを揺らした。36歳となった浦和のエースは、今季もここから量産体制に入る。

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