代表ではヒーロー、しかしクラブではベンチ 中盤大型補強も予想されるユナイテッドにマクトミネイの生きる道はあるか

FA杯・フラム戦に出場したマクトミネイ photo/Getty Images

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ポジション確保が厳しい

マンチェスター・ユナイテッド所属のスコットランド代表MFスコット・マクトミネイ。代表ではスペインを破る2得点で勝利の立役者となり、インターナショナルウィークのヒーローのひとりであった。

しかし、クラブに戻ったいま現実は厳しい。エリック・テン・ハーグのチームではカゼミロ、クリスティアン・エリクセン、フレッジらが中盤で指揮官の信頼を得ている。冬にローンで加入したマルセル・ザビツァーも中盤の争いに加わっており、中断前のFA杯・フラム戦ではマクトミネイとともに先発出場。ザビツァーはゴールも挙げ、指揮官に存在をアピールしたところだ。

英『Daily Mail』でもマクトミネイはキャリアの岐路に立たされ、不確かな未来に直面していると報じられている。報道によれば、オールド・トラッフォードの情報筋はクラブの生え抜きであるマクトミネイを簡単に追い出すことはないと主張している。しかしニューカッスルからの関心、キャリアの最盛期にもかかわらず、全コンペティションで13試合しか先発していないこと、ユナイテッドが夏に中盤の大型補強を行う見込みであることなどから、同紙は十分な機会を得られるか検討するべきだとしている。
ユナイテッドはこの夏、指揮官の教え子であるバルセロナのフレンキー・デ・ヨングや、ドルトムントで中心選手となったジュード・ベリンガムなどのMFの獲得に動くのではと見られており、そうなればマクトミネイの立ち位置はさらに危ういものとなってしまう。マクトミネイとの契約は、2025年までとなっている。

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