ベルギー代表での“2戦4ゴール”が自信に インテル残留を望むルカクに汚名返上の時が来た

インテルに残りたい様子のルカク photo/Getty Images

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調子を上げてきている

インテルを安住の地とすることができるのか。ベルギー代表FWロメル・ルカクが勝負の時を迎えようとしている。

インテルからチェルシーへと完全移籍した昨季は、プレミアリーグで8ゴールと不本意な結果に終わってしまったルカク。今季はローンでインテルへと舞い戻った。

ところが彼は2020-21シーズンにセリエAのMVPに輝いた面影をまだ見せることができていない。今季のルカクはリーグ戦3ゴールに留まっており、フル出場した試合はわずか2試合のみ。このままいけば、インテルがルカクの買い取りやローン期間延長に向けて動き出す可能性は低いだろう。
ところが、ここ1ヵ月半ほどでルカクの様子が大きく変わっている。2月18日のウディネーゼ戦でPKから久々のゴールを決めると、2月23日に行われたチャンピオンズリーグのベスト16ポルト戦1stレグで値千金の決勝弾をゲット。2ndレグでこの1点を守りきったインテルはCLベスト8進出を果たしている。

そして極めつけは3月下旬の代表ウィークだ。ベルギー代表の一員として25日のスウェーデン戦、29日のドイツ戦に臨んだルカクは2試合で計4ゴールを決めた。スウェーデン戦ではまさかのハットトリックを達成している。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、ルカクは自信に満ちた状態で代表からインテルへと戻ってきており、ここ数日はインテルの幹部や練習場に通う人々に「最終的に僕がここに残ることがわかるだろう」と冗談交じりに話していたという。彼はインテルが再び自分に惚れ込んでくれることを望んでいるようだ。

また同メディアによると、ルカクは2日に行われるフィオレンティーナ戦で先発起用される見込みだ。ここから評価を一変させていくためには、代表で掴んだ得点感覚をインテルでも発揮していきたいところだが、はたしてどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。

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