ククレジャの守備は「学生の子みたいだ」 1点目を献上したヘディングのミスに非難集まる

チェルシーのククレジャ photo/Getty Images

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10敗目を喫してしまったチェルシー

プレミアリーグ第29節で、チェルシーはアストン・ヴィラとホームで対戦。しかし2ゴールを浴び、0-2で今季10敗目を喫した。順位も11位と、暫定ながらボトムハーフに転落してしまった。

先発したDFマルク・ククレジャは、1点目のシーンで大きなミスを犯してしまった。ドウグラス・ルイスからのロングボールの処理を誤り、中途半端なヘディングがオリー・ワトキンスのもとに渡ってしまう。ワトキンスはループシュートでこぼれ球をネットに収め、チェルシーは前半からビハインドを負うことになった。

このククレジャのプレイを、元アストン・ヴィラでイングランド代表のリー・ヘンドリー氏は「守備の観点から言わなければならないが、学生の子みたい(なプレイ)だ」と非難した。
また、ジミー・フロイド・ハッセルバインク氏もこれに応え、「コミュニケーションがなかった」と付け加えた。『Sky Sports』がコメントを伝えている。

ククレジャはその攻撃性能とユーティリティ性を前所属のブライトンで遺憾なく発揮し、今季は期待とともにチェルシーにやってきた。しかし、不安定なパフォーマンスに終始しており、リーグ21試合に出場しながらアシストが2つのみ。このままでは期待はずれに終わってしまうだろう。同ポジションのベン・チルウェルもチームに復帰した。この試合のように併用される道があればよいが、パフォーマンスが上がらなければククレジャはベンチに回される可能性が高い。

ただ、勝てない原因がククレジャだけにあるわけではない。チェルシーはこの試合で27本ものシュートを放ちながら、ゴールを奪うことができなかった。攻撃陣の決定力不足もあいまって、チェルシーは非常に厳しい時期を迎えている。

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