マグワイアはレスターに帰ったほうが幸せか 失点数ワースト3の崩壊守備を救う救世主にも

ユナイテッドで出場機会を失うマグワイア photo/Getty Images

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ロジャーズ監督とも旧知の仲だ

マンチェスター・ユナイテッド所属のDFハリー・マグワイア。2019年に8000万ポンドといわれるDF史上最高額の移籍金でレスター・シティからユナイテッドに移籍したが、今季はリーグ戦で先発わずか5回。エリック・テン・ハーグ監督はラファエル・ヴァランやリサンドロ・マルティネスを信頼しており、マグワイアは出場機会をあまり得られていない。

そんなマグワイアを、古巣が救うかもしれない。英『THE Sun』や『Daily Mail』は、レスターがローン契約でマグワイアを取り戻そうと考えていると伝えている。

イングランド代表ではガレス・サウスゲイト監督の信頼をつかみ、先発を続けているマグワイア。後方からゲームをつくる能力には欠けるのかもしれないが、高く強靭な壁となることに関しては未だイングランドでもトップクラスであり、サウスゲイトはそこを信用しているのだろう。
レスターは今シーズン、失点の多さに悩まされている。失点数49はボーンマスの55、ノッティンガム・フォレストの50に次ぐ3番目の多さだ。冬にオーストラリア代表の198cmのCBハリー・ソウターを獲得したが、年明けからのリーグ戦では毎試合失点を喫しており、守備の弛さは改善できていない。レヴァークーゼンのオディロン・コスヌなどを狙っているという噂もあるが、ブレンダン・ロジャーズ監督は政権初期にマグワイアと共闘しており、マグワイアの復帰は崩壊した守備を食い止めるための切り札となる可能性がある。

2025年の夏に現行の契約が切れるマグワイア。今後のキャリアを考えれば、レスターに戻る選択肢も現実的だと思えるが、どうなるだろうか。

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