PSGのメッシ、それともバルサのメッシ? どうなる来季以降の所属先

PSGとの契約が今季までとなっているメッシ photo/Getty Images

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必要なことは何でも行うPSG

欧州各国リーグも終盤戦に突入し、より白熱した試合が日々繰り広げられている。そして、優勝争いや残留争いなどとともに、シーズンが終わりに近づくにつれて注目を集めているのがさまざまな選手たちの今夏の去就。その中で、最も注目を集めている選手のひとりがパリ・サンジェルマンに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだろう。

現在35歳のメッシは、2021年夏に子供のころから長年過ごしてきたバルセロナを退団し、PSGへ加入。移籍初年度となる昨季は新天地への適応に苦しんだのか、リーグ戦ではわずか6ゴールにとどまった(26試合に出場)。彼にとってはキャリアワーストと言っても過言ではない数字だろう。

しかし、2年目の今季は一転して、開幕戦から好調を維持している。昨季に続いて細い怪我による欠場はあるものの、ここまでリーグ戦23試合に出場して13ゴール13アシスト。すでに敗退が決定してしまったが、チャンピオンズリーグでも7試合に出場して4ゴール4アシストを記録しており、チームを牽引している。悲願の優勝を果たしたカタールW杯でのプレイも含めて、まだまだ衰え知らずのプレイを披露してるのだ。
ただ、そんなメッシとPSGの契約も今年6月まで。今夏の去就に注目が集まる中、先日、バルセロナのラファエル・ユステ副会長がメッシの復帰を画策していることを明言した。一方で、PSGもメッシの残留がクラブの最優先事項で、必要なことは何でも行う準備ができているという。交渉の一環として、給与の増額や複数年契約もいとわないようだ(スペイン『MUNDDO DEPORTIVO』より)。

はたして、メッシは来季PSGでプレイするのか、それともバルセロナへの復帰を果たすのか。今後の動向にも目が離せない。

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