1億ポンドの移籍金も納得な《グリーリッシュ・ショー》 マンCの左サイド支配する魔術師の完成

マンCで輝き増すグリーリッシュ photo/Getty Images

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2年目の今季は輝き止まらない

2021年夏にアストン・ヴィラから1億ポンドの移籍金でマンチェスター・シティへ移籍した際には、移籍金が高額すぎると疑問の目を向けられることもあった。しかし、今やマンチェスター・シティの左サイドはMFジャック・グリーリッシュのものだ。

決してゴールを量産するタイプの選手ではないが、足下の技術は極めて高い。ファウルをもらうテクニックも持っており、左サイドでの1対1でグリーリッシュからボールを奪うのはかなり難しい。

マンCは1日にリヴァプールを4-1で撃破しているが、ここでもグリーリッシュは躍動。左サイドで確実にボールを落ち着けられるため、指揮官ジョゼップ・グアルディオラとしても計算しやすいだろう。
英『The Guardian』もグリーリッシュ・ショーと絶賛しており、今では誰もグリーリッシュの力を疑っていない。

「ジャック・ショーだった。前半にはリヴァプールのカウンターアタックに全速力で戻り、サラーのパスをカットした。これは見事なトラックバックだ。その1分後にはピッチの反対側にいて、アルバレスのゴールに繋がる小さなパスを出している」 

74分には仕上げのゴールも奪っており、ショーとの表現も適切だろう。

やはりグアルディオラ流を理解するには2年は必要だったということか。グリーリッシュは時間をかけるごとに良くなっており、今ではグアルディオラのフットボールに欠かせない存在だ。

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