勝率は76%→33%へと低下 カゼミロ不在の影響が改めて浮き彫りになったマンU

ブルーノ・フェルナンデスの守備の負担も大きくなっている photo/Getty Images

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手痛い敗戦となった

今季のマンチェスター・ユナイテッドは新戦力が軒並み活躍している。特にMFカゼミロは大成功補強のうちの一人だ。

しかし、チームにとって重要な存在になっているからこそ欠場した時の打撃も大きい。カゼミロは2月上旬のクリスタル・パレス戦でレッドカードを受け、3試合の出場停止処分を受けた。その間はMFフレッジやMFマルセル・ザビッツァーがなんとか彼の穴を埋め、2勝1分で乗り切っている。

ところがカゼミロは先月12日のサウサンプトン戦でもレッドカードを受け、今度は4試合の出場停止処分を受けている。20日に行われたFAカップのフラム戦は相手の退場にも助けられ、3-1の逆転勝利を収めたマンUだったが、3日に行われたニューカッスル・ユナイテッド戦は0-2で敗北。カゼミロがいればもう少し守備の時間を減らし、攻撃の時間を増やすことができていたはずだが、結果的にニューカッスルの猛攻を浴びた。
これを受け、英『Squawka』はカゼミロ出場時とカゼミロ欠場時のチーム成績を比較している。カゼミロのマンU移籍後の公式戦出場数は38試合となっており、彼が出場した際のマンUは29勝5分4敗という成績を残している。一方カゼミロが欠場した試合は9試合で、3勝2分4敗と負け越している状況。勝率は76%から33%へと下がってしまう。

カゼミロの出場停止はあと2試合残っており、次節はこれまた厄介な相手である7位ブレントフォードと対戦する。マンUがトップ4に踏み止まるには、フレッジ、ザビッツァー、MFスコット・マクトミネイあたりの奮闘が必要になりそうだ。

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