「ガラスの天才」アーセナルアカデミーの最高傑作ウィルシャー 今度は “指揮官”として栄光に王手

ピッチの脇で指揮を執るウィルシャー photo/Getty Images

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指揮官としても優勝を目指すウィルシャー

アーセナルのアカデミーで最高傑作と言われながらも2022年に現役を引退した元イングランド代表MFジャック・ウィルシャー。現在は自身の出身でもあるアーセナルU-18の監督として指揮をとっている。

2008年9月にクラブ史上最年少となる16歳と256日でプレミアリーグデビューを果たし、アーセナルでは10番を背負った。また18歳でイングランド代表にも選出されるなど言わずと知れたレジェンドである。しかし、現役時代は怪我に悩まされることも多く、「ガラスの天才」と称されていた。

そんな男がセカンドキャリアとして率いるU-18は5日にFA ユース カップの準決勝でU-18のマンチェスター・シティと対戦。延長戦の末に勝利を収めたアーセナルU-18が2009年以来のファイナル進出を決めた。 アーセナルが2009年に同カップを獲得した時の中心選手として活躍したのが現在の指揮官であるウィルシャーである。今度は指揮官としてファイナルに挑むこととなった。
英『Daily Mail』によると、準決勝のシティ戦を前にトップチームの守護神であるGKアーロン・ラムズデールが試合前のロッカールームに現れ、チームを激励したという。プレミアリーグの首位を走り、2003-04シーズン以来の優勝を目前にしているトップチームの選手からの激励は力になったに違いない。2009年以来の栄光をかけたアーセナルU-18は、ウェストハム U-18とサウサンプトン U-18の勝者と4月30日に戦う。

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