ペドリ、デ・ヨングを欠くバルサ中盤のキーマン? 前回クラシコでゴールも決めたS・ロベルトにかかる期待

再びレアル戦での活躍に期待がかかるS・ロベルト photo/Getty Images

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ここ1ヵ月ほどで3度目となるレアル戦

チャンピオンズリーグはグループステージ敗退、ヨーロッパリーグでも決勝トーナメントプレイオフで敗れるなど、欧州カップ戦で不本意な結果に終わってしまった今季のバルセロナ。一方リーグ戦では2位レアル・マドリードと勝ち点差12をつけて首位に立っており、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)でも準決勝に進出。この2つのタイトルはなんとしても獲得したいところだろう。

コパ・デル・レイ準決勝の相手は宿敵レアルであり、1stレグでは1-0の勝利を飾った。6日に行われる2ndレグは1点リードの状態で迎えることができるが、MFペドリやFWウスマン・デンベレが長期離脱中、DFアンドレアス・クリステンセンやMFフレンキー・デ・ヨングも負傷中とチーム状況はやや厳しい。

そこで勝負の鍵を握りそうなのがMFセルジ・ロベルトだ。先月20日に行われたラ・リーガ第26節バルセロナ対レアル・マドリードの一戦で中盤の一角として先発出場した彼は好パフォーマンスを披露。前半終了間際には値千金の同点弾も決め、2-1の逆転勝利に大きく貢献した。
スペイン『SPORT』は、ペドリ、デ・ヨングの欠場を受け、今回のエル・クラシコでS・ロベルトが中盤の軸になるだろうと指摘している。逆転を狙って前がかりにくるはずのレアルを前にして、S・ロベルトはMFセルヒオ・ブスケッツを上手くサポートすることができ、バルサが不利にならないように試合を運べるだけの経験もあると高く評価している。

S・ロベルトは2日に行われた直近のエルチェ戦でフル出場を果たしており、マッチフィットネスもかなり良い状態で今回のクラシコに臨めるはずだ。31歳となりベテランの域に差し掛かろうとしているS・ロベルトだが、バルサ一筋のこの男がチームをコパ・デル・レイ決勝へと導くことになるのか。

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