リヴァプールは昨季同時期の勝ち点が75、チェルシーは60もあった…… 大きく狂った両名門のチーム状況

昨季のリヴァプールには複数タイトルを狙う力があった photo/Getty Images

ここまで調子を落とすと予想していたか

今季のプレミアリーグは荒れている。何よりの波乱は、昨季2位のリヴァプールと3位のチェルシーが大きく調子を崩したことだ。その影響もあり、今季はブライトンやアストン・ヴィラといった中堅クラブが上位へ食い込むシーズンとなっている。

現在リヴァプールは勝ち点43で8位、チェルシーは勝ち点39で11位に位置しているが、英『Sportbible』は昨季同時期と比較している。

昨季同時期のリヴァプールは勝ち点75で2位、チェルシーは60点を稼いで3位だった。そこから比較すると、今季の不振ぶりには驚かされる。

リヴァプールは昨季4冠の可能性があったが、今季はチーム全体のベテラン化が指摘されている。特に中盤には補強が必要で、ジュード・ベリンガムのような大物を加えて世代交代を図りたい。

一方のチェルシーは補強こそ豪華だったが、指揮官はトーマス・トゥヘルからグレアム・ポッターに交代し、そのポッターも解任されるなど迷走が続いている。後任人事に注目が集まるが、まだチームの明確な指針が見えてこない。

果たして来季両チームは復活できるのか。今季はトップ4入りも難しい状態となっており、1からチームを組み立て直す夏となりそうだ。

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