“約101億円”の21歳MFもアーセナルの新戦力候補? ライス、カイセドよりは安く済みそうなエヴァートンの逸材オナナ

エヴァートンで着実に評価を高めたオナナ photo/Getty Images

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今夏はMFの争奪戦が予想される

1日に行われたリーズ・ユナイテッド戦を4-1の勝利で終え、また一歩リーグ優勝に近づいたアーセナル。2位マンチェスター・シティも必死に食らいついてきているため油断はできないが、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得はほぼ間違いないだろう。

来季CLを戦っていく上で、補強箇所の一つとなりそうなのが中盤だ。1月の移籍市場でMFジョルジーニョを獲得し、だいぶ安心感は増したものの、MFグラニト・ジャカの負担をもう少し減らせる存在がいると理想的。ウェストハム・ユナイテッドのMFデクラン・ライスやブライトンのMFモイセス・カイセドあたりがターゲットとして噂されている。

しかし英『Football 365』によると、アーセナルはエヴァートンの21歳MFアマドゥ・オナナにも興味を示している。アーセナルのスポーティング・ディレクターを務めるエドゥ・ガスパール氏は、オナナの代理人と常に連絡を取り合っている状況で、オナナもより大きなクラブでプレイすることを望んでいるという。シーズン終了後のエヴァートン退団はほぼ確実とみられているようだ。
そして、現在エヴァートンはオナナの希望売却額を6200万ポンド(約101億円)に設定しているという。まだ実績の少ない21歳に払う額としてはかなり高額だが、ライス、カイセドに比べれば安価な選択肢になるだろうと同メディアは指摘している。

昨夏にリールからエヴァートンへと移籍したオナナは、ここまでリーグ戦27試合に出場しており、プレミアリーグ1年目からレギュラーとして活躍している。高い身体能力や鋭い読み、長い手足を活かしたボール奪取が持ち味で、ビルドアップでの貢献度も高い。

将来性もあるオナナはMFトーマス・パルティ、ジャカ、ジョルジーニョに次ぐ4人目の中盤戦士として有力な選択肢になりそうだが、ライス、カイセドであればすぐにレギュラー争いに割って入ることになるはず。準レギュラーくらいの扱いになりそうなオナナに6200万ポンドは高すぎるとも考えられるが、最終的にどのような補強が実現するのか。

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