レアルの3、4番手FWとして過ごした“5年” 今季も出場時間51分の男はどこへ行く

レアルではなかなか出場時間増えないマリアーノ photo/Getty Images

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なかなか序列は上がらなかった

ベンチには入っているのだが、所属するレアル・マドリードで全く出番が回ってこない。

常にレアルの3番手、4番手FWの立ち位置だったのがマリアーノ・ディアスだ。

レアルは5日にスペイン国王杯・準決勝2ndレグでバルセロナと対戦し、マリアーノはこのゲームもベンチには入っていた。しかし指揮官カルロ・アンチェロッティより声がかかることはなく、今季の総プレイタイムは51分のままだ。
前線ではカリム・ベンゼマが絶対的な1番手であることに加え、ここ1、2年でロドリゴ・ゴエスも成長した。さらに今季はアカデミーより出てきた18歳の大型FWアルバロ・ロドリゲスも登場することになり、マリアーノに割って入る隙はなさそうだ。

スペイン『as』によると、代理人のデビッド・アランダ氏は5大リーグのクラブからの関心はあるとコメントしており、今夏の移籍は確実だ。

「3か月ごとに他のクラブと連絡を取り合っている。マリアーノの特長は非常に魅力的だ。契約が満了となるため、新しいチームを探さないといけない。プレミア、ブンデス、セリエAへ行く可能性がある」

2018年にリヨンからレアルへ戻ってきてから5年の時が経とうとしており、ほとんど出番をもらえぬまま29歳を迎えた。リヨン時代には結果も残していたが、その得点感覚はまだ鈍っていないのか。判断が難しいが、そろそろ新天地で新たなチャレンジへ動くときか。

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