「毎試合、いつだって戦っていなければならない」 連敗しないマンUを支えるL・マルティネスの強いメンタリティ

プレイでも気持ちでもチームを引っ張っているL・マルティネス photo/Getty Images

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精神的支柱にもなっている

8日に行われたエヴァートン戦を2-0の勝利で終えたマンチェスター・ユナイテッド。公式戦直近4試合はチームの核であるMFカゼミロを出場停止で欠くという難しい状況だったが、3勝1敗という悪くない成績で乗り越えることに成功した。

先月12日のサウサンプトン戦でレッドカードを受け、その後の国内4試合に出場できなくなってしまったカゼミロ。20日に行われたFAカップのフラム戦は相手の退場にも助けられ、カゼミロ抜きで3-1の逆転勝利を収めたマンUだったが、今月4日に行われたプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッド戦では相手の猛攻を凌ぎきれず。0-2の敗北を喫した。

しかし、続いて6日に行われたブレントフォード戦ではFWマーカス・ラッシュフォードの先制弾を最後まで守りきり、見事勝利を収めた。悪い流れをすぐに断ち切ったマンUは今回のエヴァートン戦で2連勝を達成。英『The Sun』によると、チームの守備の要であるDFリサンドロ・マルティネスがブレントフォード戦とエヴァートン戦の間にこのように話していた。
「今はすべての試合が決勝戦であり、情熱を持ってプレイし、準備し、シャープでいなければならない。そして勝ち点3を得るために戦わなければならない」

「そうでなければこのクラブに対して敬意を示さないことになる。毎試合、いつだって戦っていなければならない。クラブのエンブレムのために戦うんだ」

今季のマンUが連敗を喫したのはリーグ開幕直後の1回のみであり、L・マルティネスのような強い気持ちを持った選手がいるからこそずるずると崩れることがないとも考えられる。現在4位のマンUがトップ4フィニッシュを成し遂げるには、残りの9試合でいかに勝ち点をとりこぼさないかが重要になってくるが、このタフなメンタルさえ失わなければそれも叶えることができるのではないか。

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