ストライカーとしての才能にレアルも注目 “リーグ戦17ゴール”とベンフィカのエースがポルトガルで得点量産中

先制点のOGを誘発したラモス photo/Getty Images

ポルト戦ではオウンゴールを誘発

今季プリメイラリーガで首位を走るベンフィカだが、第27節のポルトとの天王山では1-2と敗戦。勝点差は「7」あるものの、直接対決で悔しい敗戦を喫した。この一戦でも存在感を発揮したストライカーがゴンサロ・ラモスである。

序盤からベンフィカが猛攻を仕掛け、開始10分に先制点を奪う。右サイドからのクロスボールにラモスがタイミングよく頭で合わせてシュートを放つ。ボールはクロスバーを直撃し、GKジオゴ・コスタに当たってゴールインしたため、記録はオウンゴールとなったが、相手DFにしっかりと詰められていた中でも、ラモスは強さを見せ、先制点を誘発した。

昨季はダルウィン・ヌニェスという絶対的なエースの前に先発の座を奪えず、リーグ戦は29試合7ゴールに終わっていた。それでも今季はキャリアハイとなるリーグ戦23試合17ゴールの活躍を見せ、チームメイトのジョアン・マリオとともに得点ランクトップタイとなっている。

FIFAワールドカップ・カタール大会でもハットトリックを決め、その名を一躍有名にしたラモスだが、一瞬の抜け出しと今節見せた強さは大きな武器だ。スペイン『MARCA』ではレアル・マドリードが関心を示しているとの報道もあるなど、そのストライカーとしての才能は、高く評価されている。この先、さらに得点を量産し、ヌニェスのようにビッグクラブへと渡る可能性も高いだろう。

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