アーセナルでも“一番手”を望む? フランスで覚醒したバログン、今夏他クラブへと売却する可能性も

バログンは来季どこへ行く photo/Getty Images

今季リーグ戦18ゴール

今季マンチェスター・シティと激しい優勝争いを見せるアーセナル。ファンはプレミアリーグのタイトルレースに加え、他リーグで成長を続ける若手にも注目していることだろう。その筆頭がフォラリン・バログンである。

アーセナルのアカデミー出身のストライカーは、今季からリーグ・アンのスタッド・ランスへ期限付き移籍すると、ここまでリーグ戦29試合18ゴールを記録しており、得点を量産。ゴールランキングでキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)、ジョナサン・デイビッド(リール)に次ぐ、3位タイに位置している。

今季はガブリエウ・ジェズスとエディ・エンケティアが最前線を務めたが、ジェズスの離脱もあってレアンドロ・トロサールも起用されるなど、アーセナルのFWの層は決して厚くない。クラブにとってフランスでゴールを量産したバログンの復帰は大きな補強となるだろう。

しかし英『the Athletic』は、バログンは一番手として活躍を続けたいと考えており、アーセナルで先発出場機会が少ない場合は、契約を延長する予定はないと報じている。アーセナルに戻る場合は、3トップの中央の一番手として起用を望んでいるようだ。

ただジェズス、エンケティアに次いで現状では三番手となるバログン。来季復帰したとしてもいきなり一番手になることは難しく、途中出場から結果を残していくことになるだろう。

同メディアによればミランやインテル、モナコなど獲得への関心を示すクラブは多く、2025年までの契約を延長しなければ、今夏アーセナルには戻らずに他クラブへ完全移籍する可能性もあるだろう。アーセナルでエースとなるか、それとも他クラブへ移るか。アカデミー育ちのストライカーは、どのような来季を迎えるだろうか。

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