ここへきてベンゼマが猛追モード 得点ペース上がらぬ鉄人・レヴァンドフスキに衰えの不安はあるか

バルセロナでプレイするレヴァンドフスキ photo/Getty Images

年明けからペースが上がらない

現在もリーガ・エスパニョーラ得点ランク首位には立っているが、バルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキに厳しい視線が向けられている。

今月1日のリーガ・エスパニョーラ第27節・エルチェ戦では2ゴールを記録するなど活躍は見せているのだが、世界最高クラスのストライカーであるレヴァンドフスキに求められるものは多い。スペイン『SPORT』は2023年に入ってからレヴァンドフスキの得点ペースが落ちていると不安視している。

ここまでレヴァンドフスキはリーグ戦で17ゴールを奪っているが、そのうち13ゴールは2022年に奪ったものだ。今年に入ってからは出場停止期間もあったが、確かに4ゴールとペースは上がっていない。加えてチームは5日に行われたレアル・マドリードとのスペイン国王杯・準決勝2ndレグを0-4のスコアで落としてしまい、なぜかカップ戦で勝てない状態が続いている。このゲームにフル出場したレヴァンドフスキも批判を受けている1人というわけだ。

気になるのはレヴァンドフスキの年齢だろう。鉄人とはいえ、年齢は34歳を迎えている。昨夏バイエルンからレヴァンドフスキを引き抜いたバルセロナは2026年まで契約を結んでいるが、レヴァンドフスキが衰える可能性も十分に考えられる。

同メディアは昨年のワールドカップ・カタール大会の影響もあるはずとフォローしており、レヴァンドフスキはポーランド代表のエースとしてベスト16まで戦っている。その疲労もあるはずだが、再びレヴァンドフスキのペースは上がってくるのか。ここへきてレアルFWカリム・ベンゼマがリーグ戦得点数を14まで伸ばしてきたこともあり、その差は一気に3点へ縮まっている。こちらの得点王レースの行方も気になるところだ。

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