シュートチャンス与えたら終わり 《枠内ショット46本で30ゴール》のハーランドの決定力は異常だ

驚異的な決定力見せるハーランド photo/Getty Images

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1分で決定的な仕事ができる

今季公式戦39試合で45ゴールと手がつけられないマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランド。

対戦するDFも当然ハーランドには最大限警戒しているのだが、それでも止められない。195cmのサイズ、パワー、縦への推進力も厄介ではあるが、やはり最大の怖さはシュート精度だ。

今季のハーランドはプレミアリーグで30ゴールを奪っているが、放った枠内シュートは46本。半分以上が得点に繋がっており、良い態勢でシュートを打たせると終わりだ。
今季は1試合平均のボールタッチ数が少ないと批判を浴びることもあり、負けたゲームでは試合から消えたように感じる時間帯もある。しかし、この得点力ならば文句は言えないだろう。ボールに触れる機会が少なくても、ハーランドはリズムを崩すことがない。常にゴール前で準備が出来ているのだ。

英『sky Sport』はハーランドを「ヒットマン」と呼んでいる。一瞬でもチャンスがあれば、ネットを揺らせてしまう。対戦相手はパーフェクトな90分を過ごす必要があり、少しでも隙を与えれば決定的な働きをされてしまう。これは相当なプレッシャーだろう。

11日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグのバイエルン戦でも得点を記録していたが、ホーム&アウェイ合わせて180分間ハーランドを抑え込むのはかなり難しい。マンCにとって欧州制覇は悲願だが、やはりハーランドが最大のキーマンか(数字は『WhoScored』より)。

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