ロドリに次ぐ“タックル数41回”が示す守備力 B・シウバが単なるテクニシャンではない理由

マンCに欠かせぬベルナルド・シウバの存在 photo/Getty Images

ボールを奪う勘が鋭い

ウイング、ボランチ、インサイドハーフなど様々な役割をこなすマンチェスター・シティMFベルナルド・シウバは、ワールドクラスのテクニックを持つ器用な選手との印象が強い。

相手からボールを奪われないテクニックは見事だが、ベルナルド・シウバの魅力はそれだけではない。目立つのは守備の献身性だ。

173cmと決して大きい選手ではないが、ベルナルド・シウバはボールを奪う勘が鋭い。今季のプレミアリーグにてマンCではMFロドリがチーム最多となる58回のタックル成功数を記録指しているが、ベルナルド・シウバはそれに次ぐ41回を記録。ウイング、ボランチなどポジションに合わせ、ベルナルド・シウバは的確な守備の動きを見せているのだ。

英『The Guardian』によると、ベルナルド・シウバも守備の重要性を強く意識しているようで、若い頃から叩き込まれてきたと振り返る。

「どのポジションでプレイするかは問題ではない。フットボールでは全員が攻撃し、全員が守備をする。ポジションごとに異なる守備が必要なんだ。たとえストライカーだろうと、ウイングだろうと、攻撃的MFだろうとチームの守備を助けるうえでハードワークする必要がある。ベンフィカのアカデミーでは守備面で多くのことを要求されたから、今の僕がある」

ベルナルド・シウバは運動量も豊富で、指揮官としては非常に信頼できるプレイヤーだ。超万能MFとして今後も長く活躍するはずで、今のマンCにも欠かせない。

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