メニャンはミランのドンナルンマを超えた? 人間業とは思えぬ反応速度とシュートストップは“現世界No.1”か 

ミランの守護神メニャン photo/Getty Images

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ナポリをシャットアウトできたのはメニャンの力が大きい

12日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグでは、ミランVSナポリのイタリア対決が実現。

試合はホームのミランが1-0で勝利を収めたが、ナポリを無得点に抑え込めたのはGKマイク・メニャンの存在が大きい。

2021年にミランはGKジャンルイジ・ドンナルンマがパリ・サンジェルマンへ移籍し、その後釜にリールからメニャンを獲得した。ドンナルンマもトップクラスの実力を誇るGKだが、現段階ではメニャンの方が評価は上と言ってもいいだろう。
今回の一戦でナポリは絶対的エースのヴィクター・オシムヘンを欠いていたが、それでも攻撃は強烈だった。枠内シュートはミランの2本を上回る6本を記録しており、惜しいシュートも多くあった。それをメニャンがすべて弾き出したのだ。

英『Daily Mail』は試合前よりメニャンをキーマンに挙げていたが、大当たりだ。メニャンはフランス代表の方でも先月のEURO2024予選・アイルランド戦でコーナーキックから放たれた至近距離のシュートをスーパーセーブで弾き出すなど、人間レベルとは思えぬ反応を連発している。

近年のGKは足下の技術も要求されるが、やはり最大の仕事はシュートストップだ。その点においてメニャンは現世界最高の存在と言っても大袈裟ではない。

2ndレグでナポリは逆転を目指して猛攻を仕掛けてくる。ホームサポーターの声援も尋常ではないレベルとなるだろう。それを凌いでベスト4へ進むには、メニャンのスーパーセーブが欠かせない。

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