マネのことを一番理解しているのはサラーか サラーとマネの信頼関係

ライバル同士でもあった2人 photo/Getty Images

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トラブルを起こしてしまったマネ

先日、チャンピオンズリーグの準々決勝1stレグでバイエルン・ミュンヘンがマンチェスター・シティに0−3で敗北した。その試合後のロッカールームで、サディオ・マネがレロイ・サネとの口論の末にサネに殴りかかったことが問題となった。

バイエルンはすでにこの不祥事に対し、マネを次の試合メンバーから外し、罰金を課す対処をとっているという。ピッチ上でも言い合っていたマネとサネ。『The Mirror』は、リヴァプールで元チームメイトであったモハメド・サラーなら、マネとピッチ上で言い争うことがどんなことかをよく理解しているだろうとみている。

2019年の8月にプレミアリーグのバーンリー戦で、ゴール付近でパスを出してくれないサラーにマネが大激怒した出来事が起こっている。しかしすぐに和解したと『Liverpool Echo』を通して伝えられ、結局二人はリヴァプールにとって初のプレミアリーグタイトルをもたらす立役者になった。

このような出来事もあり、時には不仲説まで出ていた二人だが、マネが昨夏にバイエルンへ移籍が決まり、リヴァプールを後にする際、サラーはのマネにInstagramで幸運を祈るメッセージを残している。

「心に残る経験だった! 新しい冒険の成功を祈っているよ! きみは僕たち全員から惜しまれることになるね」

このメッセージに対しマネもサラーへの信頼が感じられるメッセージを返している。

「自分自身がやるべきことをやり続けるんだ。兄弟、きみは最高だ」

さらにサラーとの口論についてマネは『France Football』の取材に応じていた。そこでは意見の相違があったことを認めた上で、サラーとプレイできる喜びを語っていたという。

「彼のそばでプレイできることは大きな喜びであることは変わりないんだ。なぜなら僕とサラーはプレイタイプが同じで、結局は同じ話をしようとしているからね」

マネがサネに暴力を振るったことは許されることではないが、チームメイトとの意見のぶつかり合いが、サラーとマネのようにいいライバル関係となり、チームをいい方向に導くものとなる場合もあるだろう。

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