メッシとの再会が一番大事? 去就注目のブスケッツはアメリカ、サウジでの共闘も視野に入れている

長年バルサで苦楽を共にしてきたブスケッツとメッシ photo/Getty Images

夏の動きが注目となる

FWリオネル・メッシの復帰が噂にあがるなど、今夏の移籍市場でもある程度派手な動きを見せることになりそうなバルセロナ。今季はチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグで決勝トーナメントに進むことができなかったため、戦力を強化して来季こそは欧州カップ戦でも躍進することが期待される。

その一方、財政難に苦しんでいるバルサがどれだけ現有戦力を維持できるのかも一つのポイントとなる。なかでも注目が集まるのは34歳のMFセルヒオ・ブスケッツの去就だ。

長らくバルサの中盤を支えてきたブスケッツは今季も主力の一人としてプレイしており、ここまで公式戦35試合に出場している。しかし、ブスケッツとバルサの契約は今季限りとなっており、新契約締結の行方が取り沙汰されている。

スペイン『MUNDODEPORTIVO』によると、バルサはすでにブスケッツにオファーを送っているというが、ブスケッツは自らの将来を決めかねている状況で、決断を急ぐ様子もないという。

ブスケッツがこの件で重要視しているのはメッシと再び一緒にプレイできるかどうかのようで、現時点ではメッシが今夏バルサに戻ってくると確信している模様。そのためブスケッツ自身もクラブに留まる準備はできているようだ。

また、ブスケッツは来季以降もメッシと共にプレイしたいと考えていて、アメリカやサウジアラビアで共闘することも視野に入れているという。MLSのインテル・マイアミが両選手とすでに何度も交渉を重ねていて、サウジアラビアのクラブも潤沢な資金を活かして彼らを誘惑している状況のようだ。

メッシの復帰さえ実現できればブスケッツを引き留めることもできそうなバルサだが、果たしてこの2人と共に来季を戦うことはできるのか。こうなってくるとメッシの復帰を実現できなかった時が怖いところだ。

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