選手だけで戦術を考えてる? チェルシーサポーターはランパードのマネジメント力の無さを懸念

ランパードの言葉は選手たちに届いているか photo/Getty Images

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3戦3敗

プレミアリーグ第31節、チェルシー対ブライトンの試合がスタンフォード・ブリッジで行われ、ブライトンが後半で逆転し、1−2で勝利を収めた。チェルシーはこの試合で、ランパードが監督に就任して3戦3敗という屈辱的な結果を招くこととなった。『THE Sun』は、チェルシーサポーターはこの3試合を通して、ランパードの監督としてのリーダーシップや、戦術の無さを痛感することになったと報じている。

試合中、ブライトンの右SBジョエル・フェルトマンが負傷し試合が一時中断した。同サイトによると、その際にブライトンの選手たちは、全員で集まり何かを話し合っている姿が見られた。しかしチェルシーの選手にそのような姿は見られず、唯一GKのケパ・アリサバラガだけが周りの選手に戦術を指示しているような場面があった。しかしそれに耳を傾けにきたのは、マテオ・コバチッチなど数人の選手で、ケパの近くにいたCBブノワ・バディアシルさえ話し合いに参加する様子がなかったという。その状況を見たファンたちから、チェルシーの状況やランパードのマネジメント力の欠如に対する懸念の声がSNSで上がったのだ。

「選手たちが自ら戦術を考えている状況。これはチームの終わりと言えるだろう」

「こんな状況は馬鹿げている。監督は恥じるべきだ」

ランパードは2022−2023シーズンの1月までエヴァートンで指揮をとっていた。しかしシーズン前半、11試合でわずか1勝しかできないという非常事態。チームは19位の降格圏に落ち、その結果ランパードは成績不振で解任されることとなった。

エヴァートンのシーズン前半で起きた悪夢が次はチェルシーで起こるのではないか。3戦3敗の結果は更なる悪夢の始まりなのではないかと考えてしまっても無理はないだろう。さらに試合内容を見ても枠内シュート数が明らかに少ない(ブライトン戦は2本)など、戦術面でも懸念が生まれるポイントが多くあることから、今のままだとチェルシーにさらなる悲劇が起こる可能性は決して否定できない。

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