「もう1試合も勝てないように思える」 チェルシーのレジェンド、ランパードでもチームの士気を上げられない

まだ勝利をあげられていないランパード監督 photo/Getty Images

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苦しい状況となっている

先日グレアム・ポッター監督を解任し、フランク・ランパード監督を暫定指揮官に任命したチェルシー。ランパード監督にはチーム状態を好転させることや、リーグ戦順位を少しでも上げること、チャンピオンズリーグで勝ち進むことが期待されたが、3試合を戦い終えた時点でその気配はほとんど見られていない。

ランパード体制の初陣となったのは8日に行われたウォルバーハンプトン戦。この試合を0-1で落としたチェルシーは、13日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝レアル・マドリード戦1stレグも0-2で敗北。15日に行われたブライトン戦ではついに先制点を奪うことに成功したが、そこから逆転を許す展開となり、3連敗を喫している。

英『talk SPORT』によると、かつてアストン・ヴィラなどで活躍したガブリエル・アグボンラホール氏がブライトン戦後にチェルシーについて言及。クラブのレジェンドであるランパード監督でもチームの士気を上げられていない点を指摘している。
「今日は10点満点中3点以上の選手が一人もいなかった。ランパードが選手たちのモチベーションを上げられないのであれば、一体誰が上げられるんだ?」

また、現役時代にトッテナムやウォルバーハンプトンなどでプレイしたジェイミー・オハラ氏はより辛辣なコメントを残している。

「チェルシーが今季、他の試合で勝てるかどうかはわからない。私はもう1試合も勝てないように思える」

現在リーグ11位につけているチェルシーは勝ち点を39としており、勝ち点27で18位に沈むノッティンガム・フォレストとの勝ち点差は12となっている。残り7試合で1勝もできないとなればこの差がどんどん縮まっていくことになるが、とにかくまずは1勝を手にしてもう少しだけでも降格圏から離れたいところだ。

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