“オシムヘン2世”と呼ぶべき新たなヴィクター ベルギーで暴れるナイジェリア大型FWが大人気選手へ

ロイヤル・ユニオンで活躍するボニフェイス photo/Getty Images

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ELでもブレイク中の逸材

マンチェスター・シティのアーリング・ハーランド、ナポリのヴィクター・オシムヘンなど、最近は身体能力の高いセンターフォワードが人気を呼んでいる。高さ、パワー、スピード、さらに足下の技術も備えているのが特長的で、しばらくは大型ストライカー人気の時代が続くかもしれない。

5大リーグのクラブも大型ストライカーのスカウティングに積極的だ。現在ベルギーで人気となっているのは、ロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズでブレイクするナイジェリア人FWヴィクター・ボニフェイス(22)だ。

ナイジェリア代表といえばナポリのオシムヘンが大ブレイクしているが、ボニフェイスはそれに続く可能性がある。189cmのサイズを誇り、今季国内リーグでは7ゴール6アシスト、ヨーロッパリーグではマンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードと並んで得点ランク首位となる6ゴールを奪うなど波に乗っている。
ロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズといえば、現在ブライトンで活躍する日本代表FW三笘薫がプレイしていたクラブだ。近年はドイツ人FWデニス・ウンダフなどヒット補強を続けている。ボニフェイスも昨夏にノルウェーのボデ・グリムトから200万ユーロで引き抜いており、ブライトンへ向かったウンダフの後釜として興味深い逸材だ。

独『Sport1』はランダル・コロ・ムアニ流出の可能性があるフランクフルト、同じくドイツのウニオン・ベルリンがボニフェイスに関心を示していると伝えており、ロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズ側は1500万ユーロ程度での売却を見込んでいるという。

オシムヘンと同じく身体能力が高く、5大リーグでも早々にブレイクする可能性を秘める。現代のトレンドに合ったセンターフォワードと言えそうで、今夏の市場で目玉選手の1人となりそうだ。

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