ベリンガムに最も近いMF? オランダでの2年で“116回”もドリブル決めてきた若き大型MFの可能性

バイエルンで出番増えぬグラフェンベルフ photo/Getty Images

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中盤からボールを運べる力に共通点

ドルトムントで活躍するMFジュード・ベリンガムは、現在世界で最も人気を集める若手セントラルMFだ。

今夏にも争奪戦が巻き起こると予想されるが、ベリンガムの代わりとなる選手はいるのか。

データサイト『WhoScored』がプッシュするのは、昨夏アヤックスからバイエルンに移籍したオランダ人MFライアン・グラフェンベルフだ。
両者の共通点としては、中盤からボールを運べる点にある。ベリンガムは今季ブンデスリーガで2番目に多い76回のドリブルを成功させており、セントラルMFでこの数字は実に印象的だ。ボディフェイントなどを駆使しながらボールを運ぶ術に長けており、それもベリンガムが人気の理由の1つだ。

グラフェンベルフもその能力は高い。今季はバイエルンで出番を得るのに苦労しているが、アヤックス時代は2020-21、2021-22シーズン合わせてエールディヴィジで116回のドリブルを記録している。成功率も65.5%と安定しており、失敗が少ない。

現在バイエルンで出番を掴めていないグラフェンベルフにはリヴァプールが関心を示しているとの情報もあるが、成長次第ではベリンガムに近いインパクトを残す選手になるかもしれない。

186cmのベリンガム、190cmのグラフェンベルフとサイズ感も似ており、ベリンガムの代替案としてグラフェンベルフに目を向けてみるのも悪くないか。それだけの才能は秘めているはずだ。

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