「ミラン史上最高のGK」ACミラン16年ぶりのCLベスト4進出の影の立役者

PKストップを称賛されるメニャン photo/Getty Images

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PKストップでベスト4進出に大きく貢献

現地時間18日に行われたCLラウンド8・2ndレグ、ナポリ戦を1-1で引き分け、2戦合計2-1で準決勝に駒を進めたACミラン。CLでのベスト4進出は16年ぶりとなった。前半から点を取らなければならないナポリの猛攻に耐え、終了間際にラファエル・レオンの突破からオリヴィエ・ジルーが先制ゴールをマーク。後半アディショナルタイムにヴィクター・オシムヘンに同点ゴールを許すものの逃げ切った。

ミランのここまでの躍進はレオンや点を決めたジルーの活躍ももちろんだが、伊『calciomercato.com』は「メニャンはミラン史上最高のゴールキーパー」という見出しで守護神を絶賛している。

GKマイク・メニャンはリーグ・アンのリールがマルセロ・ビエルサ体制になった2017-18シーズンからファーストチョイスとして活躍し始める。翌シーズンにはリーグ・アン年間最優秀GKに選出されている。2021年に5年契約でACミランに移籍し、同じタイミングでミランからPSGに移籍したジャンルイジ・ドンナルンマの代わりとして期待されていた。最初のシーズンでリーグ最多17回のクリーンシートを記録し、11年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した守護神だ。
ここまでチームのピンチを数多く救ってきたメニャンはCLでも躍動し続けている。2戦合計1-0で勝利したラウンド16のトッテナム戦ではハリー・ケインのシュートをことごとくセーブ。ラウンド8ナポリ戦でも1stレグ終了間際のジョバンニ・ディ・ロレンソのシュートストップや、2ndレグでのクヴィチャ・クワラツヘリアのPKストップがあった。この2試合はどちらも1点差で勝利しており、ACミランにとってはどれか1つのシュートを止められなかっただけでも結果は大きく変わってしまっていたかもしれない。

まさに守護神と言わんばかりの活躍を見せているメニャン。ACミランのレジェンドGKにはCLチャンピオンに導いたブラジル代表ジーダなどもいるが、今年ACミランがビッグイヤーを獲得したならば、メニャンもレジェンドの仲間入りを果たすであろう。

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