伊東純也の穴を埋める恐怖の“30アシスト”コンビ ヘンクの両翼で輝くアタッカーが急成長していた

左のトレゾールは1人で20アシスト photo/Getty Images

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チームは伊東&ボンゴンダの穴を埋めて首位に

ベルギーのヘンクには昨季まで日本代表FW伊東純也が所属しており、高速ドリブルで右サイドを切り裂く伊東は昨季リーグ戦で15アシストを記録した。その後のプレイオフも含めると、アシスト数は18と驚異的だ。

ヘンクにとっては重要な斬り込み隊長だった伊東だが、今季からフランスのスタッド・ランスへ移籍。5大リーグへステップアップすることになった。

さらに左のウイングに入ることが多かったテオ・ボンゴンダもスペインのカディスへ移籍。ボンゴンダはプレイオフも含め12ゴールを奪っていただけに、両翼が揃って退団するのはヘンクにとって相当な痛手だったはずだ。
だが、現在ヘンクは国内リーグで首位に立っている。その快進撃を支えるのは、伊東とボンゴンダの穴を埋めるアシストマシーンだ。

右サイドに入るのは、ガーナ代表FWジョゼフ・ペインツィル(25)。昨季は控えに回ることも多かった選手だが、今季は主力として14ゴール10アシストと躍動。右ウイングとして伊東の穴を埋めている。

そして左には、8ゴール20アシストを記録する23歳のベルギー人FWマイク・トレゾールだ。

こちらも昨季は控えに回ることの多かった選手で、昨季はリーグ戦で0ゴール7アシストの成績に留まっていた。

それが今では20アシストまで数字が伸びており、これは現時点で国内リーグのアシストランク1位だ。2位がペインツィルの10アシストとなっているため、合計30アシストの両翼はベルギーで最も危険なデュオと言っていい。

今冬にはナイジェリアの巨人FWポール・オヌアチュまで退団したが、それでも首位をキープしているのは見事だ。それを支えるのがトレゾールとペインツィルの両翼で、伊東とボンゴンダの後継者は2人を上回るほどのインパクトを残している。

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