イタリア3部ながら30試合で《100ゴール18失点》の快進撃 40年ぶりのセリエA目指すカタンザーロの挑戦

カタンザーロが目指すのはセリエAだ photo/Getty Images

3部とはいえ100ゴールは見事

再びセリエAの舞台へ戻れる日はくるだろうか。

3部にあたるイタリア・セリエCにて、超攻撃軍団が密かに話題を集めている。

セリエCは3つのグループに分かれており、グループA、グループB、グループCの各1位がセリエBへストレート昇格するレギュレーションとなっている。

そのグループCで首位に立っているのがUSカタンザーロだ。クロトーネ、ペスカーラといったセリエA経験クラブを抑え、37試合消化時点で30勝6分1敗の成績で勝ち点96を稼ぎ出しているのだ。2位クロトーネの勝ち点が77、3位ペスカーラが62点となっており、完全独走状態だ。

それを可能にしているのが得点力で、カタンザーロはここまでちょうど100ゴールを奪っている。100ゴール18失点と攻守ともに抜群の成績だ。

最大の得点限は、セリエC全体でもトップとなる27ゴールを奪っている31歳のFWピエトロ・レメッロだ。セリエCのカテゴリーとはいえ、30試合で27ゴールは見事な成績だ。

グループA首位はフェラルピサロで勝ち点68、グループBはACレッジャーナで勝ち点80となっているため、やはりカタンザーロの成績は印象的だ。

カタンザーロは1982-83シーズンにセリエAで戦っていた経験があり、もう40年も前のことだ。まだセリエBで通用するかも分からないが、100ゴール奪っているカタンザーロの来季が楽しみだ。

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