平均ポゼッション率はペップ・シティ並み 驚異のスタッツを誇る三笘在籍のブライトンはカップ戦タイトル獲れるか

ダークホースとなっているブライトン photo/Getty Images

ユナイテッドよりも3%高い勝利予想

世界で最も歴史のあるイングランドのカップ戦、FAカップのベスト4に、三笘薫やアレクシス・マックアリスター擁するブライトンがおり、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティと肩を並べている。そのFAカップ準決勝で、ブライトンはユナイテッドと対戦する。ビッグクラブと相対するときの今季のブライトンは一味違う。
 
今季、ブライトンは国内リーグは暫定7位、FAカップ現在ベスト4と良いシーズン終盤を過ごしている。『Sky Sport』によると、今シーズン途中、監督にデ・ゼルビが就任して以来、ブライトンの平均ポゼッション率は62.5%。これはペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティよりわずか0.26%少ないという驚異のボール支配率だ。

さらにブライトンは、アーセナル、シティ、トッテナム、ユナイテッド、ニューカッスル、チェルシー、リヴァプールのBIG6含む7チームとの過去16試合で9試合勝利。さらに16試合の合計スコアはブライトンが30得点、7チームを相手に喫した失点は22と、失点よりも得点が上回る。さらに、ゴール期待値(シュートチャンスがゴールに結びつく確率)もブライトンが21.24、対する7チーム平均が19.94と、ブライトンがここでも上回る結果が出ているのだ。
 
このように驚異的な記録を出しているブライトン。同メディアによると、ユナイテッドとのFAカップ準決勝でブライトンが勝利すると予想されている確率が、ユナイテッドが勝利と予想されている確率よりも3%高いと出ているという。ブライトンは過去FAカップで決勝に進出したのは1度だけだが、ユナイテッドは18回もカップトロフィーを獲得している。両クラブの歴史、選手の市場価値を見ても驚くべき結果である。
 
今のブライトンには三笘をはじめとする、高い技術を駆使する選手から、これまでにはなかった攻撃の形が生まれている。グアルディオラも絶賛するブライトンのビルドアップはプレミアリーグでも最高レベル。タイトル奪取なるか、FAカップ準決勝への期待が膨らむ。

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