7クラブが勝点3差にひしめく大混戦 GKの劇的同点弾も生まれる英2部のプレミア昇格PO争いの行方やいかに

同点弾を決めたウィルソン photo/Getty Images

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コヴェントリーGKがゴール

今季のチャンピオンシップは、ヴァンサン・コンパニ監督の下で強さを発揮するバーンリーが首位を独走し、すでにプレミアリーグへの自動昇格を決定。2位のシェフィールド・ユナイテッドも1試合少ないながら3位との勝点差を「7」とし、昇格に向けて前進している。

そのリーグで注目なのが、昇格プレイオフ出場権争いだ。3位から6位までが出場できる今大会は、勝利した1クラブのみがプレミアリーグ昇格へ切符を掴むことができる。現在5位ミルウォールから11位プレストンまでの7クラブが勝点3差のなかでひしめき合う大混戦となっており、1つの勝点で順位は大きく変動する。

そんな中でチャンピオンシップ第43節では、8位のコヴェントリーが勝点1差で6位につけるブラックバーンと対戦。1点をリードされ、試合は後半ロスタイムに突入する。このままでは勝点4差を付けられ、10位へと後退してしまう中で、迎えた90+5分、窮地を救ったのはGKだった。

GKのベン・ウィルソンはCKからのチャンスで相手ゴール前まで上がると、ボールを押し込んで同点弾。GKの一発でドローに持ち込んだコヴェントリーが昇格PO圏内まで勝点1差をキープした。

残り3試合となったチャンピオンシップだが、昇格へのラストチャンスを手にするのは、どのクラブになるのか。意地と意地のぶつかり合いとなる終盤戦、2部リーグにも注目だ。

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