もはやムバッペ獲得も不要? レアルの両翼を支配するヴィニシウス&ロドリゴで10年間戦える

ロドリゴも順調に伸びている photo/Getty Images

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2人の成長速度は予想を上回る

結局昨夏は実現しなかったが、パリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペにはレアル・マドリードへの移籍話が浮上していた。

ここ最近もレアル移籍案が再燃しているが、そもそもムバッペはレアルに必要なのだろうか。

世界を代表するアタッカーであることは確かで、獲得が実現すれば巨大戦力となるのは間違いない。
だが、今のレアルにはヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスの両翼がいる。若きブラジル人コンビはすっかりレアルの主役であり、完璧にフィットしている。今この2人を外す案は必要ないだろう。

スペイン『SPORT』もムバッペ獲得案に疑問を投げかけており、レアルの前線に必要なのはカリム・ベンゼマの後継者となるセンターフォワードだ。ムバッペもセンターフォワードに入れるが、ベンゼマとはタイプがまるで異なる。ムバッペよりかは、マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドのようなタイプが理想的か。

ロドリゴをセンターフォワードに回すこともできるが、その場合はムバッペが右サイドに回ることになるだろう。ヴィニシウスを左から右へ移すメリットは感じられない。

それほどヴィニシウスとロドリゴが成長した証でもあり、今後のレアルはこの2人を軸に攻撃を展開する方が良いかもしれない。ベンゼマに代わる純粋なセンターフォワードは必要となるだろうが、ヴィニシウスとロドリゴをスタメンから外す案は不要か。

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