三笘擁するブライトン攻撃陣にどう立ち向かう 起用可能なCBが“1人”しかいないマンUに2つの解決策

21日のセビージャ戦で後半頭から途中出場したショー photo/Getty Images

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最終ラインに不安がある

FAカップ準決勝まで勝ち進んだマンチェスター・ユナイテッドは24日にブライトンと対戦する。FW三笘薫の出場も予想されるため日本でも注目の一戦となるはずだ。しかし現在マンUの守備陣は万全の状態になく、三笘擁するブライトン攻撃陣をどれだけ抑えられるのかが注目となる。

14日に行われたヨーロッパリーグのセビージャ戦1stレグでDFリサンドロ・マルティネスとDFラファエル・ヴァランが負傷してしまい、17日のノッティンガム・フォレスト戦と21日のセビージャ戦2ndレグはDFハリー・マグワイアとDFヴィクトル・リンデロフの2センターバックで臨んだマンU。ところが、今回のブライトン戦はマグワイアが出場停止のため、起用可能な本職CBの選手がリンデロフのみとなっている。

英『Manchester Evening News』は、この状況を打破するための解決策が2つあると指摘しており、MFカゼミロとDFルーク・ショーのCB起用を挙げている。
エリック・テン・ハーグ監督は昨年末に行われたカラバオカップのバーンリー戦などでカゼミロのCB起用を試していたためこれは十分ありえるオプションだ。それでも同メディアは「ブライトンのような才能溢れる中盤を前にする場合、本来のポジションである守備的MFで起用した方がより効果的なはずだ」とカゼミロの起用法に言及している。

一方、ショーは6日のブレントフォード戦で負傷し、直近のセビージャ戦で復帰したばかり。コンディション面に不安があるが、今季定期的にCBとしてもプレイしてきたことを踏まえればカゼミロのCB起用以上に現実味があるだろう。

順当にいけばCBで起用されるのはショーとなるはずで、リンデロフとショーのCB、DFアーロン・ワン・ビサカの右サイドバック、ここのところ左サイドで起用されているDFディオゴ・ダロトの左サイドバックがベスト布陣になりうると同メディアは見解を示している。これが実現するかどうかはショーのコンディション次第となりそうだが、今回のブライトン戦で問題なく先発出場することはできるのか。

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