EURO2020悪夢のPK失敗から2年 FA杯で見えたサンチョ&ラッシュフォードの成長「自信を示した」

FA杯のブライトン戦ではPKをきっちり決めたサンチョ photo/Getty Images

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2年前は辛い思いを味わった

2年前のEURO2020決勝、イングランド代表VSイタリア代表のファイナルはPK戦までもつれた。

この一戦で悔しい思いを味わったのがマンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとジェイドン・サンチョ、アーセナルFWブカヨ・サカの3人だ。

3人はPKを失敗してしまい、試合後には厳しい批判を浴びることになってしまった。まだ若い3人にとっては辛い記憶となったに違いない。
あれから2年。PK戦で確かな成長を見せてくれたのがマンUのラッシュフォードとサンチョだ。

マンUは23日にFA杯・準決勝でブライトンと対戦し、この一戦がPK戦までもつれた。そこでサンチョは3人目、ラッシュフォードは4人目を担当し、見事なコースへ蹴り込んだ。

英『Daily Mail』によると、チームメイトのDFルーク・ショーも2人がPKを成功させたことについて喜びのコメントを残している。

「おそらく彼らの心に浮かんだのは、前回経験したことだったと思う。しかし彼らは驚くべき自信を示した。2人が前に出て、いいPKを決めてくれて本当に嬉しい」

サンチョは出場機会の確保にやや苦戦しているが、ラッシュフォードの方は絶対的なエースとなった。この2年で確かな成長を見せており、EURO2020の頃とはメンタル面でも大人になったと言えよう。

PK戦できっちり決められたことで、2人にも自信となったはず。それこそ来年のEURO2024でPK戦までもつれる可能性もあり、マンUで成長しているラッシュフォードは頼れる選択肢となりそうだ。

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