迷走を続けるチェルシー ロンドンのライバルチームの指揮官だった男が有力候補に

トッテナムを率いていたポチェッティーノ監督 photo/Getty Images

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新指揮官獲得に向けた交渉開始

トーマス・トゥヘル監督、グレアム・ポッター監督を1シーズンの間に解任し、今シーズン終了までクラブレジェンドのフランク・ランパード監督を暫定監督として迎えたチェルシー。大型補強でチームの改革を試みた今シーズンだったが、ここまでの結果を考えるとうまくいっていない。監督交代後もチームに勢いをもたらすことができず、直近7試合は勝利から遠ざかっている。31試合を終えて11位に位置しており、彼らの今の話題の中心は来シーズンの指揮官についてだ。

バイエルンを指揮していたユリアン・ナーゲルスマン監督や、スポルティングを率いるルベン・アモリム監督など様々な噂が浮上しているが、英『BBC』によるとチェルシーはマウリシオ・ポチェッティーノ監督と交渉を始めているという。ポチェッティーノ監督は2014年から2019年までチェルシーと同じくロンドンに拠点をおくトッテナムを率い、2018-2019シーズンにはCLでクラブ初の決勝に導いた名将だ。その後、PSGの監督を務め、リーグ優勝をするものの、カップ戦やCLでの結果が振るわず、2022年の夏に退任している。

チェルシーはクラブとして早急な立て直しを図りたいものの、今シーズンまでは計画通りランパードを継続させ、新シーズンから彼を迎えるのか、それとも準備が出来次第交代するのかは未定だという。若い選手が多く、絶対的なリーダーがいないため、現在のチェルシーにはチームの方向性を決めて先導する舵取りがいない。トッテナムやPSGでスター選手たちをまとめてきたポチェッティーノ監督は今のチェルシーを立て直すのにぴったりの人材だ。

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