アーセナルはマンCとどう戦う? 守り切るよりも“攻めの姿勢”を「相手の守備をどう崩すかに焦点を当てるべき」

アーセナルはマンCから勝ち点3を奪えるか photo/Getty Images

今季のプレミアを決定づける戦いに

26日、プレミアリーグ第33節でマンチェスター・シティVSアーセナルの首位攻防戦が行われる。

今のところアーセナルがマンCに5ポイント差をつけて首位に立っているものの、消化試合数はマンCの方が2試合少ない。逆転される可能性があり、アーセナルとしては今回の首位攻防戦で勝ち点3が欲しいところだろう。

マンCはチャンピオンズリーグ準々決勝でバイエルンを撃破するなど勢いに乗っているが、アーセナルはどう戦うべきなのか。元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、勇気を持って前へ出ることが大切と説く。

「シティはトランジションの際に脆弱になることがある。バイエルンとのゲームでも、バイエルンがボールを奪ったところからレロイ・サネがゴールを決めるべきシーンがあった。これらはシティに対して有効なもので、アーセナルにはそれができる選手がいる。サカ、マルティネッリ、ジェズスたちだ。アーセナルはハーランドに集中しすぎるのではなく、相手の守備をどう崩すかに焦点を当てるべきだ。ポジティブなアプローチで臨めば、素晴らしいゲームになる。シティ相手に低い位置で引いて待つなら、ゆっくりと終わるだろう。シティは例外で、封じ込むのが難しい。自分たちが攻撃面で何ができるか、後悔しないことが重要だ」(英『The Times』より)。

ジョゼップ・グアルディオラが作り上げるチームは攻撃的で、今のマンCもハーランドを中心に破壊力抜群の攻撃力を備える。これを90分間守り切るのは難しく、最終ラインを低く設定する戦い方は合わないか。アーセナル側から仕掛けることが重要で、過度にマンCをリスペクトしすぎないことが求められるのだろう。

果たしてアーセナルはアウェイでマンCを撃破できるのか。このゲームが今季のプレミアを決定づけるものになるのは間違いない。

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