DFが5人、守備的MFが4人、トップにはウィンガー…… 5戦5敗のランパードのスタメン人選にファンから「最悪」の声

最前線で起用されたスターリング photo/Getty Images

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スタッツでは上回ったが

プレミアリーグ第33節、チェルシー対ブレントフォード戦がスタンフォード・ブリッジで行われ、チェルシーが暫定9位のブレントフォードに0−2で完敗した。ブレントフォードはこの試合に勝利したことで今季プレミアリーグ残留が確定。一方チェルシーはランパードが監督に就任して以来、5戦5敗と、またも連敗の記録を伸ばすことになってしまった。『THE Sun』によると、負けが続いているチェルシーが勝てない理由の一つに、ランパードの起用法があるのではないかと、ファンから疑問が生まれているという。

ブレントフォード戦、チェルシーのフォーメーションは[3-4-3]。3バックの真ん中にチアゴ・シウバ、左右にトレヴォ・チャロバーとウェズレイ・フォファナ。中盤の両サイドにはベン・チルウェルとセサル・アスピリクエタを置き、マテオ・コバチッチとエンソ・フェルナンデスの2ボランチ。シャドーにコナー・ギャラガーとエンゴロ・カンテ、トップにラヒーム・スターリングという陣形だ。ランパードは、DFを5人、守備的MFを4人、トップにウィングポジションを得意とするFWを起用し、ジョアン・フェリックス、ミハイロ・ムドリク、ノニ・マドゥエケ、ピエール・エメリク・オバメヤンなどのアタッカー陣をベンチスタートとした。

この人選にファンからも批判の声が上がったのだ。

「絶対に無理。ムドリクとマドゥエケに正義を」

「ランパードは降格したいのかもしれない」

「僕が今まで見た中で一番最悪なスタメンだ」

チェルシーはブレントフォードに対して、ボール支配率73%(ブレントフォード27%)、パス成功率88%(ブレントフォード66%)、シュート数15(ブレントフォード7)と、データ上は大きく上回っていたにも関わらず、無得点かつ2失点という結果となった。

単に得点力のなさが問題で、純粋なストライカーがいれば試合に勝てているという見方もある。失点については、コロコロ変わるスタメンや戦術で守備のバランス、選手同士のコミュニケーションが十分にできていないことも問題として考えられる。今季暫定11位で、まだ上位のクラブとの試合も残されているチェルシー。これ以上、応援しているファンの絶望する表情は見たくない。(データは『sofascore』より)

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