「90%で十分だと考える者もいた」 トッテナム戦に引き分けた選手たちにマンU指揮官は不満爆発

テン・ハーグ監督は不満のようだ photo/Getty Images

引き分けにご立腹か

プレミアリーグ第33節トッテナム対マンチェスター・ユナイテッドのビッグマッチ。絶好調で連勝を重ねるニューカッスルに離されず、CL出場圏内の4位以内のフィニッシュに向けてマンUにとっては負けられない試合だ。同じくCL出場圏内を狙うトッテナムとの直接対決で勝利を収めたいマンUは前半開始早々FWジェイドン・サンチョの先制ゴールを幸先よく決めると、エースFWマーカス・ラッシュフォードの追加点で前半だけで2点を挙げた。

試合はマンU優位で後半も続くかと思われたが、後半に失速しDFのペドロ・ポロとFWソン・フンミンに決められ、2対2の引き分けで試合が終わった。トッテナムは勝ち取った勝ち点1だが、マンUにとっては勝ち点2を失ってしまったという捉え方ができる。マンUの指揮官エリック・テン・ハーグ監督はこの結果について英『Daily Mail』にてこうコメントしている。

「90% で十分だと考える者もいた。彼らがロボットではないことは分かっているし、疲労も問題だが、あらゆる場面で全力を尽くさなければならない。それが基本なんだ。我々はがっかりしている。(前半)2-0 で勝っていた。3-1 にするチャンスもあったが、取りきれなかった。 我々は90分間うまくプレイできなかったし、素晴らしいプレイもできなかった。ハーフタイム終了後、2 対 0 でリードし、追加点を取らなければならなかった」

シーズン終盤の選手たちの疲労を考慮しながらも、100%の力を出し切っていない選手たちに厳しい指摘をしている。試合を決定づける3点目を取ることができていれば試合結果も大きく変わっていたかもしれない。4位マンUと5位トッテナムとの勝ち点差は6だが、マンUの方が2試合少ないこともあり、4位以内のフィニッシュに向けては優勢だ。FAカップのファイナルも残っている。この引き分けを教訓にすることが大切だ。

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