気付けば“12年間”もレアルのトップで活躍 万能守備職人・ナチョは欠かせぬ戦力になった

レアルの最終ラインを支えてきたナチョ photo/Getty Images

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2011年から313試合も戦ってきた

いつの時代もスタープレイヤーが集まるレアル・マドリードで12年間もトップチームの座を守れると誰が予想しただろうか。

2011年4月23日のバレンシア戦にて、トップチームデビューを果たしたのがDFナチョ・フェルナンデスだ。

レアルの下部組織で育ったナチョにデビューの機会を与えたのは、当時チームを指揮していた名将ジョゼ・モウリーニョだ。
その後もチームの絶対的主力となったわけではないが、12年にわたってナチョはレアルの戦力であり続けた。年齢を重ねるほど重要度が増してきたところもあり、今季もサイドバックからセンターバック、試合終盤の守備固めまであらゆる要求に応えている。

レアルで積み重ねた試合数は300を突破し、313試合をこなしている。便利屋のように起用されることが多いが、複数ポジションに対応できるのも高い守備センスがあればこそだ。

特に近年は絶賛される機会が増えており、レアルに欠かせぬ万能選手とサポーターからの信頼も厚い。

デビュー当初はこれほど長くトップチームで戦うことになると予想していなかったかもしれないが、ナチョもまたレアルのレジェンドプレイヤーの1人と言えそうだ。

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