キミッヒがヘルタ戦で魅せた“魔法のパス” 今季のブンデス記録も樹立

ヘルタ戦で2アシストを記録したキミッヒ photo/Getty Images

1試合でキーパス11本

バイエルン・ミュンヘンは4月30日、ブンデスリーガ第30節でヘルタ・ベルリンと対戦し、2-0の勝利を収めた。この結果、28日に行われた試合でドルトムントが引き分けに終わっていたため、首位に浮上している。

そして、この一戦で違いを見せつけたのがドイツ代表MFヨシュア・キミッヒだ。ボールを支配するも、なかなか均衡を崩せない時間帯が続いたバイエルン。しかし、69分にキミッヒがディフェンスラインの裏へ絶妙な浮き球のパスを通し、これをセルジュ・ニャブリがダイビングヘッドで合わせ、均衡を破った。さらに、キミッヒは79分にも、1本のロングボールで相手の守備陣を破壊し、キングスレイ・コマンのゴールをアシスト。2アシストの活躍で、チームに勝利をもたらしたのだ。

また、キミッヒは“魔法のパス”で2アシストを記録したのもさることながら、この試合では「11本」ものキーパスを記録。データサイト『WhoScored.com』によると、1試合でキーパス11本を記録したは、今季のブンデスリーガにおいて最多記録だという。90分間通してこれだけ勝敗を分けるようなパスを通しながら、パス成功率が「92%」を記録しているのもさすがだ。

28歳にして、今やバイエルンの顔と言っても過言ではないキミッヒ。この調子で、チームを前人未踏の11連覇へ導くことができるのか。

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