34歳・サンチェス、フランスの地で完全復活へ 逆転優勝へのヒーローとなれるか

今季からマルセイユでプレイするサンチェス photo/Getty Images

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今季公式戦で17G2A

今季からマルセイユでプレイするチリ代表FWアレクシス・サンチェスが、フランスの地で復活を遂げようとしている。

4月30日に行われたリーグ・アン第33節で、オセールをホームへ迎え入れたマルセイユ。33分にミドルシュートを叩き込まれ、追いかける展開となったが、そんなチームを救ったのがサンチェスだ。ジェンギズ・ウンデルのゴールで試合を振り出しに戻した直後の77分、マッテオ・グエンドウジのスルーパスから、絶妙な抜け出しでディフェンスラインの背後を取ったサンチェス。冷静にGKの股下を狙い、勝ち越しゴールを奪ったのだ。

試合はこのまま終了し、マルセイユが2-1で逆転勝利を収めた。この結果、リーグ・アンで2位につけるマルセイユは、5試合を残して首位PSGとの勝ち点差を「5」まで縮めている。
2018年にアーセナルを退団して以降、サンチェスはマンチェスター・ユナイテッドとインテルでプレイしてきたが、なかなかゴールを挙げられないなど苦しい時期も多かった。しかし、34歳の誕生日を迎えた今季、マルセイユへの移籍を果たすと、ここまで公式戦39試合に出場して17ゴール2アシストの大活躍。リーグ戦では、アーセナルを退団して以降では初となる二桁ゴール(13ゴール)も記録し、好調なチームを牽引している。

直近6試合で3つも黒星を喫するなど、PSGがやや調子を落とし気味なため、まだまだマルセイユの逆転優勝の可能性はあるだろう。サンチェスは、そんなチームのヒーローとなれるのか。今後の活躍にも注目が集まる。

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