スタメン時に8戦7発 シティの極上セカンドストライカーは先発に強い

フラム戦でも得点したアルバレス photo/Getty Images

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1年目から輝きを放つアルバレス

今シーズンはアーセナルとの熾烈な首位争いを繰り広げているマンチェスター・シティ。アーセナルとの天王山を制し、落としてはならなかった前節のフラム戦でチームを救ったのはアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスだ。

今シーズンにリーベル・プレートより移籍してきたアルゼンチン代表FWは、同時期に加入したFWアーリング・ハーランドの大活躍もあり、話題の中心を奪われていた。しかし、昨年のW杯で4ゴールを記録し、アルゼンチン代表の優勝に貢献。その後アルバレスはシティで徐々に出場数を伸ばしていった。そんなアルバレスは今シーズン、プレミアリーグで8ゴールを記録しているが、そのうちの7ゴールはスタメンで出場したときだ。スタメンでの出場は8試合しかないが、そのうちで7ゴールを決めているという驚異的な決定力だ。

アルバレスはプレミアリーグで25試合に出場したが、8試合のみのスタメン出場は出場機会に恵まれているとはいえない。しかし前節のフラム戦だけではなく、4月に行われたリヴァプール戦など重要な試合での活躍が目立つ。アルバレスの評価は指揮官やクラブからも高く、3月には2028年までの新契約を結んでいる。最近はインサイドハーフでの出場もあり、MFケビン・デ・ブライネ顔負けのスルーパスなどマルチな才能を開花させつつある。
3冠を目指すマンチェスター・シティはハーランドやデ・ブライネに注目が行きがちだが、多くのコンペティションを戦う上ではチームの総合力が必要となる。大一番に強いアルゼンチン人ストライカーは3冠に向けてチームの鍵を握る。

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